深代喫煙具製作所 第2弾「KEMUlier(ケムリエ)」にて掲載
株式会社センカ・コミュニケーション メディア事業部 様が発行されている「KEMUlier(ケムリエ)」にて、
群馬にあります深代喫煙具製作所の第二弾記事が掲載されました。
今回は、製作所に長年勤めていらっしゃる貝瀬 忠衛(かいせ ただえ)さんにスポットを当てています。
以前、筆者も製作所を伺った際にお会いした(お話はしていませんが)事があります。失礼ながら、後ろから
何枚も撮影させて頂きました。一切こちらを気にせず、ひたすら『パイプ』と向き合っておりました。まさに
“職人”といえるその姿勢に感動して、つい撮影に夢中になっていました。それは、製作所にいらっしゃった全
ての方に対しても同じような印象を受けました。その節は、大変失礼致しました。
更に余談になりますが、撮影に入る前にこちらが軽く会釈をした際、薄っすらと笑みを浮かべて頂いた様な気がしました。人によっては、カメラを向けられることを拒む方もいらっしゃいます。ましてや見ず知らずの人間であった場合は、なお更不快に思われてもおかしくないかと思われます。
しかし、貝瀬氏の笑みはまるで私を受け入れて下さるかのような笑みと感じました。あくまで個人の解釈ではありますが、人としてもとても大きな存在という印象を受け、ますます引き付けられました。ありがとうございました。
最後に簡単ではありますが、貝瀬氏の経歴と訪問時に撮影した画像をご紹介致します。
貝瀬 忠衛 / カイセ タダエ 〔昭和12年生まれ〕
深代喫煙具製作所に16歳で入社。以来、パイプを作り続けて65年目を迎える。
手がけたパイプ類は100万本以上。おそらく、日本でいちばんパイプを作った男。
量産道具としての喫煙具品はもちろんの事、ツトムパイプを手掛けた立役者。
「パイプ作りは俺の人生に合ってた。無心で打ち込める作業は幸せだよ。」と語る。